MSC、アジアーヨーロッパでシー&レール開始

MSCはアジアと欧州を結ぶ新たな海上・鉄道複合輸送サービスを開始した。日本・中国・韓国などからの貨物を、欧州各地へインターモーダル輸送するサービスは、すでにAPモラー・マースクなどが提供している。ロシアでの陸上輸送については、APモラー・マースクがすでに実施している「AE19」と同様に、鉄道で極東のボストチヌイなどから西部のサンクトペテルブルクまでを結ぶ。サンクトペテルブルクからはフィーダー船により、ベルギーのアントワープ、ドイツのブレーマーハーフェン、オランダのロッテルダム、フランスのルアーブルなど、同社の主要ハブに海上輸送する。

2回の閲覧

最新記事

すべて表示

ANAの貨物部門、売上過去最高

ANAホールディングス(NH/ANA)の2021年3月期の連結決算によると、貨物部門のANAカーゴが過去最高の1605億円(前期比+56.3%)を記録した。旅客便の運休・減便により国際線貨物輸送重量が65.5万㌧(-24.4%)に減少したものの、需給のひっ迫によって運賃が高騰したことによる。前期は、第1四半期にマスクなど緊急物資の輸送需要が増加し、8月以降は自動車関連部品や半導体、電子機器などの需

米国航空3社の2021年1~3月期貨物事業収入8割増

デルタ航空(DL/DAL)、アメリカン航空グループ(AA/AAL)、ユナイテッド航空ホールディングス(UA/UAL)の米国大手航空3社の2021年1~3月期の貨物事業収入は10億2700万ドル(前年同期比+82.4% )と大幅に増加した。前年同期はすでに新型コロナ禍による旅客便運休・減便による供給スペース減も発生していた。2020年春以降に医療関連物資などの緊急輸送需要もあったほか、旅客機貨物便が

シベリア鉄道経由の日欧間輸送 Transport between Japan and Europe via Trans-Siberian Railway shows good results

国土交通省は2020年度事業の日本発シベリア鉄道(TSR)経由欧州向けシー&レールの実証事業で、初のブロックトレイン(1編成借り上げ列車)によるパイロット輸送の結果を発表した。輸送コストや手続きの円滑さ、貨物の位置情報把握の面が課題となったものの、輸送リードタイムや輸送品質で良好な成果が得られたという。これらの結果を受け、パイロット事業への参加企業からは「コロナ禍により日欧間物流が不安定化している