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Getting started

​ウェブマニュアル|定期案件

定期案件の開始方法

1. 定期案件のプロジェクト開始方法

●​概要

定期案件は年間案件とも呼ばれますが、一度に大量のレーンを見積もりしたい場合に便利な機能です。最大で3000レーンまで対応可能です。エクセルのフォーマットに物量情報を入力してシステムにアップロードします。あとは応札者からの見積もりを待ちます。

●手順

クライアントTOP⇒定期案件管理⇒追加、から始めます。入札に必要な項目を入力して、招待する応札者を選択します。その後、フォーマットに追加する費用項目などを自由に選択して、専用RFQフォーマットをダウンロードします。物量情報を入力したらファイルをアップロードしてください。

new project - regular contract.png

2. RFQフォーマット作成

●​概要

定期案件ではレーン数が多いため、専用のRFQフォーマットを使用して入札を進めます。プロジェクト開始時に必要な項目を選択することで、自由にフォーマットをカスタマイズ可能です。フォーマットはクライアントが入力する物量情報と、応札者が入力する料金・サービス表に分かれています。航空、LCL、FCLでそれぞれ別のフォーマットになります。

●手順

​通常通り定期案件プロジェクトを開始してください。「入力項目の選択」画面で、RFQフォーマットの入力項目を指定できます。「必要」か「不要」かどちらかを選択してください。「必須」の項目は変更できません。次のページで、クライアントが入力するRFQフォーマットをダウンロード可能です。入札に招待された応札者もシステムログイン後に、料金・サービスを入力するフォーマットをダウンロードできます。

RFQ format.png
RFQフォーマット作成

3. 「end to end」で見積もり範囲を指定

●​概要

定期案件プロジェクトを開始する際、見積範囲をレーンごとに指定することができます。見積範囲はDoor to Door, Door to Port, Port to Door, Port to Port の4つから選択します。例えば、Port to Port を選択した場合、応札者が入力するRFQ フォーマットのOrigin Charge とDestination Charge はブラックアウトします。

●手順

​通常通り定期案件プロジェクトを開始してRFQフォーマットをダウンロードしてください。フォーマットにend-end という欄がありますので、見積もり範囲をプルダウンの中から選択してください。応札者のRFQフォーマットも自動で反映します。

end to end.png
見積もり範囲の指定

●​概要

Lane Code を適切に設定して、見積もり比較時のグルーピング機能を活用しましょう。グルーピング機能を使えば、レーンごとではなくグループごとに合計金額やリードタイムの比較が出来ます

●手順

​通常通り定期案件プロジェクトを開始してRFQフォーマットをダウンロードしてください。フォーマットにLane Code という欄があります。コードに決まりや制限はありませんので、自由に入力してください。例えば、エリアごとにグルーピングする場合は、JP-NA(Japan-North America) というようなコードを設定すると便利です。同様にサービスレベルでグルーピングする際は、Standard やExpress というコードを設定することが出来ます。

Lane Code.png

4. Lane Code の設定方法

Lane Code の設定

5. 計算方法に関する説明

●​概要

定期案件は航空、LCL、FCLをご利用いただけます。最初にクライアントが年間想定物量を入力します。応札者は想定物量に応じて単価を入力します。e-Bid Freight のシステムで年間想定物量x単価を計算して合計金額を表示します。

●航空運賃の計算方法

航空運賃は重量帯によって単価が違うため、Frequent weight per shipment という項目を設けています。ここに入力した重量帯の単価で合計金額を計算します。例えば、120 であれば+100kg の単価を、400であれば+300kg の単価を適用します。

●集荷・配送費用の計算方法

混載便とチャーター便での見積もりが可能です。合計金額は以下の通り計算します。

 

混載便(以下の掛け算)

・クライアントが入力するChargeable weight

・応札者が入力するCartage/delivery consolidate

(Minは計算しておりません)

チャーター便(以下の掛け算)

・クライアントが入力するOrigin/dest truck

・応札者が入力するCartage/delivery exclusive

regular air frequent weight.png
exclusive tuck.png
計算方法の説明

6. 見積もりの比較方法

●​概要

応札者からの見積もりを効率的に比較するために、Lane number ごとに単体で比較する方法と、Lane code ごとにグループ単位で比較する方法の2つを用意しています。

●手順

Lane number ごとに単体で比較するためには、「落札レーン選択」から「単体」を選択してください。​画面上部に該当レーンの出荷情報が表示されます。画面下部には応札者が入力した料金とサービス詳細の他、合計金額、合計リードタイム、サービス頻度、ベンチマーキングなど便利な指標が表示されます。合計金額、リードタイム、サービス頻度ごとに並び替えるソート機能もご利用いただけます。落札予定応札者の「選択する」をクリックすれば、次のレーンに進みます。Lane number を指定してジャンプすることも可能です。

Lane code ごとにグループで比較するためには、「落札レーン選択」から「グルーピング選択」を選択してください。画面上部には該当のグループに属するレーンの出荷情報が表示されます。画面下部には、応札者ごとに合計金額が表示されます。エクセルをダウンロードすれば金額やサービスの詳細を閲覧可能です。落札予定者の「選択」をクリックすれば、次のグループに進みます。Lane code を指定してジャンプすることも可能です。

regular select.png
regular lane by lane.png
見積もりの比較方法

7. レーンごと最安値を一括選択

●​概要
レーンごとの最安値応札者を一括選択する機能を使えば、ワンクリックで作業が完了します。エクセルに数式とマクロを組んで比較していた従来の方法に比べて、50%以上作業効率が改善できます。「最安値検索」はシンプルですが、パワフルなe-Bid Freight 定期案件入札の軸となる機能です。
●手順
通常通り定期案件プロジェクトを開始してください。応札者から見積もりがでそろったら、「最安値」ボタンをワンクリックするだけで、レーンごとに最安値の応札者が選択されます。理論上の最安値です。この後、リードタイムやサービス頻度などを細かく見ることになりますが、サービス優先なのか価格優先なのか、最安値検索で得られた理論上の最安値がベンチマークになることは間違いありません。総額をメモするか、エクセルでダウンロードすることをお勧めします。

cost.png
最安値一括選択

8. 複数応札者の落札方法

●​概要
e-Bid Freightではコメント機能を活用することで、複数の応札者を落札することが出来ます


●手順
応札者からの見積もりが出そろったら、「落札レーンを選択」の「単体」を選択してください。一番右にコメントを入力する欄があります。コメントには保存ボタンがありませんが、自動で保存されます。

・Comment internal

クライアント社内で使用するコメントで、応札者には公開されません。例えば「値段は割高だが、リードタイムが最短のため採用」などのコメントをいれておけば、後日の監査などにも便利です。

・Comment to each forwarder

応札者に対するコメントを入力してください。e-Bid Freight の現在の仕様では、各レーンで選択(落札)する応札者は1社のみとなります。しかしながら、落札・失注の入札結果に関わらず、応札者は応札した全てのレーンでコメントを確認できます​よって、複数応札者を落札する場合、コメント欄に結果を入力すれば、応札者に適切に通知が可能です。例えば3位までを落札とする場合、コメントに1位、2位、3位、と記載する運用が考えられます。尚、コメントは該当応札者のみに開示され、その他のユーザーに開示されることはありません。

multi-award.png
excel.png
複数落札
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