コンテナ船、懸念の対象は中長期の需要動向に Containerships worried about mid- to long-term demand

新型コロナウイルスで世界的な景気後退懸念が強まる中、コンテナ船事業における懸念は中長期の需要の見通しに移っている。中国発着の物量やオペレーションは今月に入って急速に回復しており、足元のコンテナ船マーケットも比較的堅調に推移している。減便効果もあるが消席率は高い水準で推移しており、欧州からの復航では時間差で減便が本格化し、需給が逼迫。長期契約の更改交渉でも強い逆風は見られない。ただ、関係者は「需要の大幅減が長期化すれば状況は変わる」と口をそろえる。「足元に関してはそこまで強い懸念はない」としつつも、欧米を中心とするの景気動向に懸念を寄せている。


With concerns about the global recession growing with the new coronavirus, concerns in the containership business are shifting to medium- to long-term prospects. Shipments and operations to and from China have been recovering rapidly this month, and the containership market at present has been relatively firm. Despite the effect of reduced flights, the vacancy rate has remained at a high level, and when returning from Europe, flights are cut off in earnest due to time differences, resulting in tight supply and demand. There is no strong headwind in renewal negotiations on long-term contracts. However, officials say that the situation will change if demand declines for a prolonged period. "I have no strong concerns about the current situation," but he is concerned about economic trends in Europe and the United States.

4回の閲覧

最新記事

すべて表示

マースク、オランダのECサービス企業を買収

A.P.モラー・マースク(デンマーク)は、ECサービス事業を展開するB2Cヨーロッパ・ホールディングス(オランダ)の買収が完了した。B2Cヨーロッパ社は小包の集荷や仕分け、ラベリングなどのサービスを提供。ヨーロッパ35か国の100以上の運送業者と提携し、ラストワンマイル配送のネットワークを拡大している。オランダ、フランス、英国、スペインに加えて、中国にもオフィスを構える。強みを持つ海運事業に加えて

フェデックスが配送料金値上げ、コスト増反映

フェデックスコーポレーションは傘下のフェデックスエクスプレス、フェデックスグラウンド、フェデックスフレイトの3社が来年1月3日から配送料金を引き上げると発表した。フェデックスエクスプレスは米国国内、米国からの輸出・輸入サービスを対象に、平均5.9%値上げする。フェデックスグラウンドとフェデックスホームデリバリーの値上げ幅も5.9%となる見通し。フェデックスフレイトはサービスによって平均5.9%と7

ONE、モバイルアプリに貨物追跡など2機能追加

オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は、5月に提供を開始したモバイルアプリに、新機能として「トラック&トレース」と「チャット」を追加した。トラック&トレースは移動中の貨物を追跡する機能で、書類の提出状況や出荷指示、VGM(総重量確定情報)なども確認できる。チャット機能は、ONEのカスタマーサービスにアクセスするためのもの。同社は「ONEと顧客の距離を縮める」としている。同社のアプリは、取引