横浜港の搬出入事前予約実証、待機時間は半減以上の効果


3月27日、国土交通省関東地方整備局は横浜市内で第7回情報通信技術を活用した横浜港コンテナ輸送効率化検討会を開催した。横浜港・南本牧ふ頭で実証を行っていた港湾情報システム「CONPAS」を活用した海上コンテナの陸送効率化策と、シャーシの共同利用化の効果について報告した。CONPASを活用したコンテナ搬出入の事前予約制の実証では、混雑する時間帯に集中するトレーラーを分散化することで、ゲート前待機時間を搬出で約5割、搬入で約6割削減した。次回は繁忙期での効果を検証するため、ゴールデンウイーク(GW)前後に実証を行う。シャーシの共同利用化では、コンテナターミナル最寄りのシャーシとシャーシプールを利用することで、走行時間を従来から5~34%削減した。今後はCONPASにインターフェースの改良や機能追加、システムの運営主体の検討などを進めていく方針だ。また、CONPASと、20年の稼働を目指して構築を進めている港湾関連データ連携基盤を接続し、データの相互利用を図るほか、CONPASに蓄積されるビッグデータをAI(人工知能)ターミナルに活用させ、荷役精度を向上させることも視野に入れている。


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