日系フォワーダーが投資を加速している東南アジアで航空輸送の入札が本格的に始まった。米中貿易摩擦などの影響で、荷動きは全体的に弱含み。ただ、航空会社はこれまでの運賃修復で実現した水準維持を目指す。 フォワーダー は、荷動き好調によってスペースを買い負けていた、日本や中国経由の北米、欧州向けスペース確保に関心を寄せる。大手荷主はよりよい条件を求めて入札手法を使い分ける方針。不透明な荷動きも背景に、フォワーダーは料金設定に苦慮している。
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すべて表示2020年11月の日本発航空輸出混載貨物実績は、重量が7万6163㌧(前年同月比-3.4%)、件数が21万5358件(-13.1%)だった。 重量は10月に23カ月ぶりの前年超えを記録していたが、再びマイナスに転じた。台湾が2割減となるなどTC3向けが10月に比べて落ち込んだ。一方、輸入件数はほぼ横ばいながら14カ月ぶりにプラスに転じた。 In November 2020, the actual
北米西岸経由(前週比+180)、 北米東岸経由(+3) 、 欧州(+673)で増加。釜山(±0)は横ばい。 The Shanghai Containerized Freight Index as of 25th of December increased via the west coast of North America (+180 compared to the previous week)
自動車関連の復調や年末の駆け込み、クリスマス商戦を控えた輸送需要の増加で、航空貨物のスペースがさらに枯渇している。大手フォワーダーが確保に動き、チャーター便に利用できる機材が足りなくなっている。チャーターのみならずスペースも中国などアジア発の運賃が高騰し、確保が難しい状況となっている。 Air cargo space is further depleted due to the recovery