韓国船社の長錦商船、興亜海運、南星海運、天敬海運などは3月から、東京港での慢性的なターミナル混雑を理由に、ポート・コンジェッション・サーチャージ(PCS)を導入する。対象は東京港揚げの輸入貨物で、3社ともにTEU当たり5ドル、FEU当たり10ドル徴収する。運用期間は3月1日から5月15日まで。このほか韓国船社では既に東進商船、パンオーシャンも来月からの導入を発表している。また複数の台湾船社も今月から来月にかけ、東京や大阪への輸入貨物を対象に順次導入している。
検索
最新記事
すべて表示オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)とハパックロイド、ヤンミンおよびHMMは、ザ・アライアンスの2021年の新サービス体制を発表した。日本基点の振り子サービス「FP1」は維持するが、復航で横浜に寄港していた「FP2」は日本を抜港。一方で「PS5」サービスで東京寄港を追加する。また北米東岸サービスでは、「EC1」と「EC3」の統合に伴い、「EC1」で寄港する東京と神戸を抜港。これにより、
日本航空(JAL/JL)のメルボルン向け貨物便が、離陸後成田空港に引き返した。現地当局から新型コロナウイルスで入国規制を強化したとの連絡が入ったことによる。12月23日午前8時45分に成田空港を出発したが、午前9時すぎに現地当局から入国規制強化の連絡が入った。規制の強化で乗務員が現地で隔離された場合、戻りの便が運航できなくなるため、正午ごろに引き返すことを決めたという。同社は現在、メルボルン行きの
オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)運航のコンテナ船 「ONE APUS」(ワン・アパス)が、11月30日ハワイ沖で荒天に遭遇しコンテナ1816本が流出した。このうち64本が危険物コンテナという。本船は中国・塩田港(深セン)から米国ロングビーチ港に向かう予定だったが、針路を変更し12月8日神戸港に入港した。紛失・破損したコンテナの正確な数や種類、船体への損傷について検証する。安全を最優先す