全日本空輸(ANA/NH)は2019年度に大型貨物専用機、B777F型機を2機導入する。まず、7月から1機目を成田―上海線に投入。既に成田―シカゴ間で実施中のエアラインチャーターや日本貨物航空(NCA)との共同運航便と組み合わせ、大型貨物機によるアジア―北米間の輸送ルートを確立する。B777F型機は成田―上海線の就航後すぐに2機目を導入し、10月27日から成田―シカゴ線にも投入する。以降は自社機による上海・シカゴの2路線に加え、米国発着のチャーターや共同運航も継続し、アジアー北米間のスペース供給を大幅に拡大する。
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オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)とハパックロイド、ヤンミンおよびHMMは、ザ・アライアンスの2021年の新サービス体制を発表した。日本基点の振り子サービス「FP1」は維持するが、復航で横浜に寄港していた「FP2」は日本を抜港。一方で「PS5」サービスで東京寄港を追加する。また北米東岸サービスでは、「EC1」と「EC3」の統合に伴い、「EC1」で寄港する東京と神戸を抜港。これにより、
日本航空(JAL/JL)のメルボルン向け貨物便が、離陸後成田空港に引き返した。現地当局から新型コロナウイルスで入国規制を強化したとの連絡が入ったことによる。12月23日午前8時45分に成田空港を出発したが、午前9時すぎに現地当局から入国規制強化の連絡が入った。規制の強化で乗務員が現地で隔離された場合、戻りの便が運航できなくなるため、正午ごろに引き返すことを決めたという。同社は現在、メルボルン行きの