シベリア鉄道・中央鉄道、好調


ロシア発着国際輸送を手掛ける物流会社12社が加盟する「日本トランスシベリヤ複合輸送業者協会」(TSIOAJ)によると、シベリア横断鉄道の国際コンテナ輸送量は今年1~8月、59万962TEU(前年同月比22.6%)だった。国土交通省が主導している日本発ロシア極東港経由でモスクワ向けシー&レールの試験輸送7件を進めていることもあり、日本発ロシア向けは4割増加した。TSIOAJの枡田会長によると、「国交省の試験輸送は1月前半ぐらいまでに全て終え、その後、温・湿度、振動などの数値や、不透明と指摘される通関などの結果が公表されるだろう」話した。これを踏まえ、来年度は国交省にEU向け輸送を提言することも視野に進めるとした。 また、中国政府の「一帯一路(新シルクロード政策)」を背景に実績が激増する

中欧鉄道は、中国発に対して欧州発の貨物量が少ない「片荷」が課題となっていたが、中国発往行と欧州発復行の割合は65:35から59:41となり、均等に近付いてきている。


3回の閲覧

最新記事

すべて表示

ANAの貨物部門、売上過去最高

ANAホールディングス(NH/ANA)の2021年3月期の連結決算によると、貨物部門のANAカーゴが過去最高の1605億円(前期比+56.3%)を記録した。旅客便の運休・減便により国際線貨物輸送重量が65.5万㌧(-24.4%)に減少したものの、需給のひっ迫によって運賃が高騰したことによる。前期は、第1四半期にマスクなど緊急物資の輸送需要が増加し、8月以降は自動車関連部品や半導体、電子機器などの需

米国航空3社の2021年1~3月期貨物事業収入8割増

デルタ航空(DL/DAL)、アメリカン航空グループ(AA/AAL)、ユナイテッド航空ホールディングス(UA/UAL)の米国大手航空3社の2021年1~3月期の貨物事業収入は10億2700万ドル(前年同期比+82.4% )と大幅に増加した。前年同期はすでに新型コロナ禍による旅客便運休・減便による供給スペース減も発生していた。2020年春以降に医療関連物資などの緊急輸送需要もあったほか、旅客機貨物便が

MSC、アジアーヨーロッパでシー&レール開始

MSCはアジアと欧州を結ぶ新たな海上・鉄道複合輸送サービスを開始した。日本・中国・韓国などからの貨物を、欧州各地へインターモーダル輸送するサービスは、すでにAPモラー・マースクなどが提供している。ロシアでの陸上輸送については、APモラー・マースクがすでに実施している「AE19」と同様に、鉄道で極東のボストチヌイなどから西部のサンクトペテルブルクまでを結ぶ。サンクトペテルブルクからはフィーダー船によ