川崎汽船、商船三井、日本郵船の3社が 2017年に設立したオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)の2018年度第1四半期(4~6月)決算において、損益が1億2000万ドル(税抜)の赤字となった。事業開始後のサービス混乱で積み高が想定を下回ったのに加えて、燃料油価格が想定以上に高騰したことで期初見通しを下回った。一方、通期の業績見通しでは引き続き、純利益目標を1億1000万ドルとしている。サービス体制の安定化と、3社の統合によるシナジー効果が想定以上のペースで出ていることやサービス合理化効果、リース会計処理の見直しなどでマイナスを相殺するとの見通しを示している。
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オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)とハパックロイド、ヤンミンおよびHMMは、ザ・アライアンスの2021年の新サービス体制を発表した。日本基点の振り子サービス「FP1」は維持するが、復航で横浜に寄港していた「FP2」は日本を抜港。一方で「PS5」サービスで東京寄港を追加する。また北米東岸サービスでは、「EC1」と「EC3」の統合に伴い、「EC1」で寄港する東京と神戸を抜港。これにより、
日本航空(JAL/JL)のメルボルン向け貨物便が、離陸後成田空港に引き返した。現地当局から新型コロナウイルスで入国規制を強化したとの連絡が入ったことによる。12月23日午前8時45分に成田空港を出発したが、午前9時すぎに現地当局から入国規制強化の連絡が入った。規制の強化で乗務員が現地で隔離された場合、戻りの便が運航できなくなるため、正午ごろに引き返すことを決めたという。同社は現在、メルボルン行きの