日中航路を運航するコンテナ船社各社は7月から、 日本発中国向け貨物などを対象に 2種のサーチャージを導入する。アドバンス・ファイリング・サーチャージ(AFS)およびアドバンス・ファイリング・アメンドメント・フィー(AFA)で、 6月1日から中国税関が中国版24時間ルールを実施し、コスト負担が増加したことからこれを補填するため。AFS、AFAの導入を公表した主な船社は、コスコシッピングラインズ、SITCコンテナラインズ、シノトランス・コンテナラインズ、上海海華輪船(HASCO)、上海錦江航運など。適用料率は各社一律、AFSがB/L1件当たり3600円、AFAが1件当たり4800円。
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すべて表示来期に向けた海上コンテナ貨物の長期契約交渉が始まりつつある。先行して妥結した海外では、スポット市場の高騰を受けて昨年より大幅な値上げが進む。サプライチェーンの深刻な混乱から、荷主はスペースとコンテナ確保を最優先しており、日本においても値上げの実現自体は確実視されている。 Long-term contract negotiations for marine container cargo for t
オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)とハパックロイド、ヤンミンおよびHMMは、ザ・アライアンスの2021年の新サービス体制を発表した。日本基点の振り子サービス「FP1」は維持するが、復航で横浜に寄港していた「FP2」は日本を抜港。一方で「PS5」サービスで東京寄港を追加する。また北米東岸サービスでは、「EC1」と「EC3」の統合に伴い、「EC1」で寄港する東京と神戸を抜港。これにより、
日本航空(JAL/JL)のメルボルン向け貨物便が、離陸後成田空港に引き返した。現地当局から新型コロナウイルスで入国規制を強化したとの連絡が入ったことによる。12月23日午前8時45分に成田空港を出発したが、午前9時すぎに現地当局から入国規制強化の連絡が入った。規制の強化で乗務員が現地で隔離された場合、戻りの便が運航できなくなるため、正午ごろに引き返すことを決めたという。同社は現在、メルボルン行きの