郵船ロジ、監督処分による通関業務の全面停止


 郵船ロジスティクス株式会社(以下、「郵船ロジ」という)は、平成29年3月23日に、同年4月6日から71日間、通関業務の全部停止という監督処分をうけたことを発表した。

 郵船ロジは平成29年1月11日に「行政処分に関するお知らせ」で、輸入鮮魚の申告方法が関税法に抵触したことを発表していた。その際は、保税蔵置場の許可を受けている施設全て(計7 箇所)において、平成29年1月27日から35日間、外国貨物及び輸出しようとする貨物の搬入停止という重い行政処分がくだっていた。不適切な申告を行っていたことが、通関業法に抵触すると認められ、今回の監督処分に至った。

 郵船ロジは昨年10月より通関業務をグループ会社である郵船京浜トランス株式会社に移管していた。郵船のホームページ上では「輸出入申告官署の自由化を見据え、同社は機動的且つ柔軟な組織運営を行い、より専門性・専任性を高め、スピード感を持ったシームレスな通関サービスを提供」すると公表されているが、今回の監督処分を見据えての移管だったのでは、と語る大手荷主もいる。

 いずれにせよ、郵船京浜トランス株式会社が通関業務を担当するため、郵船ロジは「業績への影響は軽微」と発表している。


1,329回の閲覧

最新記事

すべて表示

近鉄エクスプレス、インドネシアで税関から最優秀表彰

近鉄エクスプレスは、インドネシア現地法人(KWEインドネシア)が首都ジャカルタ北部のタンジュンプリオク港税関から、2021年の最優秀通関業者として表彰されたと発表した。この表彰制度は、ことしは3万社の通関業者から85社がノミネートされ、KWEインドネシアを含む5社が優秀業者として選出。海上輸出入の申告件数と適正申告などのコンプライアンス順守などが総合的に評価され、初めて最優秀通関業者に選ばれた。K

CCFI Summary week 40

欧州(前週比+2.7%)、北米東岸経由(+7.0%)、韓国(+0.2%)で増加。北米西岸経由(-3.7%)は減少。 Europe (+2.7%), North America via East Coast (+7.0%), and South Korea (+0.2%) increased. Traffic via the west coast of North America (-3.7%)

上海浦東空港、供給やや改善も搭載遅延続く

中国政府の防疫強化によりオペレーション能力が低下した上海浦東国際空港の供給がやや改善してきている。中国政府の防疫強化による上海浦東国際空港のオペレーション能力低下国慶節休暇明けの同空港発の航空貨物スペースは、混乱前の7月比でおおむね4~5割減となり、連休前から1~2割ほど増えているもよう。ただ、それでもキャパシティは半減程度のままで、輸出貨物の搭載は2~5日ほどの遅延が続いているとみられる。急騰し